カードローンは住宅ローンや教育ローンなどといった他のローンとは違い、何に使っても使い道が基本的に自由なローンです。そのため、ローンの借り換えに使うことも可能です。しかし、カードローン借り換え審査は厳しいという印象があります。実際のところはどうなのでしょうか？

実は、カードローンで借り換えするからといって、イコール審査が厳しくなる、というわけではありません。ですが借り換えの場合、既にあるローンからより低金利なローンに借り換えするということが前提となってきます。まず金利の低いローンほど一般的に審査は厳しくなるものです。

そして、ローン審査において他社借入件数が多ければ多いほど、審査に通るのが難しくなっていきます。そのため、借入が全くない状態で新規で10万円を借りるのと比べれば、あきらかに借り換えのほうが条件的に審査は厳しいと言えるでしょう。

審査においてどういった点が厳しく見られるか、基本的には通常のカードローンの審査と同様と思っておいていいですが、よく言われているのが勤続年数と借入件数です。勤続年数は基本的に長ければ長いほど有利と言われています。

半年に満たない場合には審査に通るのが難しいところが多いですので、半年たってから申込をした方が審査においては有利に働くでしょう。また、審査で最も重視されると言われるのが他社借入件数です。

1件から1件への借り換えというのであればよいですが、複数社からの借入を一本に借り換えるという場合、借入件数があまり多いと審査に通るのが難しくなってしまいます。何社までならOKなのか、というボーダーラインは各社ごと審査基準に違いがありますので一概には言いきれませんが、一般的に、3社まではOK、4社以上だとNGといったところは多いようです。

カードローン借り換え審査は決して甘くはありませんが、全く通らないというほど厳しいものではありません。カードローン審査の厳しさは各社によっても異なりますし、まずは借り換えに向いているのはどこなのか、どのくらい金利が低くなるのかなどクチコミやシミュレーションを利用していろいろ比較するところからはじめてみてはいかがでしょうか。